しゃんげ ≫2010.12.07 [Tue]

浅井ラボさんのHJ文庫での新刊、『Strange Strange』読み終わってた。

（ツッコミ待ち）



短編連作、というか、全ての話が同じ街で展開されている話というか。そんなラノベ。



ネタバレ含むのでちょっと隠す。

以前HJで発売された作品の登場人物の一人が、ちょっと出てた。

そういえば、あの作品の犯人って誰だっけ……。



表紙見たら確かに「しゃんげ」だった。「すとれんじ」じゃあないな。

それからオビの文句に間違いはなかった。

登場人物がみんな、普通の人が持つ歪みを持ってて、それが強調されてるからエラく怖い。



２番目の話は私が個人的に痛い所を突かれる話だった。虐められっ子の話。

ただ、最後の話の主人公に共感はできる。私はそこまでして生きていたいかは謎だけど。

それからどうも著者の別作品（ 文庫※やガガガ文庫のやつ）の世界と繋がりを得てしまった模様。

異貌のものども、特に禍つ式だよね。あれは。

天才咒式博士らしき名前も出てたし。





※ 浅井さんに倣って、某文庫の名前が言えなくなる病気に罹ってます。ハルヒさんち。